2016年11月に販売されたオーパスワンが瞬く間に完売し売り切れが続しつしていましたが、なぜ?こんなに高級なワインが一瞬で売り切れる現象が起きるのでしょうか?
オーパスワンとは
アメリカのカリフォルニア州ナパヴァレーで造られる赤ワインでシャトー・ムートン・ロスチャイルドとロバート・モンダヴィ氏のコレボレーションで生まれた、スーパー・カリフォルニアワイン。
オーパスワンが手に入りにくくなった訳
ここ数年オーパスワンの輸入数が激減しています。
その理由は日本への割り当て数が減っているのがあげられますが、割り当て数が減ったのはアジアの人気熱が高まり中国や韓国に流れているのが大きな原因があげられます。
日本で流行っているものは基本的にアジアでも流行る傾向にある為、アジア全域でオーパスワンを取り合いになってしまっているので日本への入荷数が少なくなり貴重なワインとなりつつあります。
稀代のグレートヴィンテージと騒がれた2012年の記憶がまだ新しいカリフォルニアですが、2013年はそれを凌駕するほどの出来となりました。
2013年のカリフォルニアについて評論家たちは「ボルドーの2009年、2010年を再現しているよう」と湧き、あのロバート・パーカー氏は「キャリア史上、最高のヴィンテージ」と絶賛する出来です。
オーパス・ワンも良年の影響を受けており、醸造責任者であるマイケル・シラーチ氏が「見事としか言いようがない」と語るほどの素晴らしい完成度。
さらに、ワイン・スペクテイター誌の元副編集長で世界的なワイン評論家であるジェームス・サックリング氏が2016年10月に発表した「2016年のトップ100ワイン」において第1位を獲得しています。
年々値上がりするオーパス・ワンですが、その価格に見合う品質であると世界が認める逸品です
オーパスワン<ヴィンテージ情報>
非常に雨が少なく、例年になく暖かった冬のおかげで葡萄の生育が早くスタートし、既に偉大な年になることを予感させていました。開花はほぼ完璧な条件の下ですすみ、オークヴィルの自社畑全体に良好な結実をもたらしました。
夏の間も穏やかな気温に恵まれ、この恵まれた気象条件は収穫をはじめた9月5日まで続きました。収穫期間中には何度か悪天もあり作業を途中で中断することもありましたが、全体としてみれば理想的なタイミングで収穫を進めることが出来、10月3日に全ての作業が完了しました。
2013オーパスワンのテイスティングノート
オーパスワン2013は、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、の豊かなアロマが全面に感じられ、ローズ、アニス、ベーキングスパイスによって引き立てられています。
口に含むとクリーミーで、層を成す複雑味となって口の中で広がります。凝縮した黒い果実の味わいにはジューシーなフレッシュ感があり、ベルベットのような食感のタンニンがその味わいを包み込むようです。
しっかりとした構成に酸味などの味わいの要素が上品に調和され、フィニッシュはダーク・チョコレートを思わせる長い余韻が続きます。
オーパスワン2013年は長期にわたる瓶熟成が期待できます。
帰ってきたら、お店にゴイスーなヤツが…💦
スーパーグレートビンテージと言われ、過去最高かと。
◆【オーパスワン2013】
すでに入手困難とか⁉️
ガンガン価格上がりそうですネ…♬本日、入荷しましたの。 pic.twitter.com/8sN0UbvusB
— こども店長 (@suzukiyasaketen) 2016年12月5日
オーパスワン2013<ブレンド比率>
カベルネ・ソーヴィニヨン 79%
カベルネ・フラン 7%
メルロー 6%
プティ・ヴェルド 6%
マルベック 2%
<醸造・熟成>
スキンコンタクト 18日間
樽熟成 17ヶ月半