アメリカのワイン産地カリフォルニア州で山火事が8日深夜に発生した。

 

ナパ・ヴァレーとソノマ群、ともにカリフォルニアのいや、
アメリカを代表するワイン産地の2つが被害にあった。

 

 

気になるどこのワイナリーがどのくらいの被害を
受けたかと言うのがワインラヴァーにとって気になるところ。

 

 

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火事の被害状況

 

ナパ・バレーのワイナリーで作る協会によると

10月11日の情報では

 

山火事による被害は限定的で、およそ500あるワイナリーのうち、施設が完全に焼失したのは5か所、施設の一部が被害を受けたのは13か所。

 

2017年分のブドウの収穫は大部分は収穫を終えているようだ。

 

ナパ・ヨーントヴィルの3つ星レストラン
「フレンチ・ランドリー」は9日、停電で休業したが被害の報告は無いようだ

 

 

日本でも有名なワイナリーの「オーパスワン」も被害報告は受けてい無し

 

そして、「ケンゾー・エステート」は

ナパ・ヴァレーの山火事に伴うご報告

すでにメディアでも報じられている通り、去る10月8日未明、ナパ、ソノマなどのワイン・カントリーを中心とした北カリフォルニア地区において、大規模な山火事が発生致しました。

 

幸いにも、ケンゾー エステイトの畑は、その被害を逃れ、今年の収穫にも影響はございません。現地では停電が続いておりますが、ワイナリー施設は自家発電を備えておりますので、その稼働にも支障はありません。

そして何よりも幸いだったのは、すべての従業員が無事だったことです。

 

現在、ワイナリーは一時的に休業しておりますが、できるだけ早く、お客様をお迎えできる体制を整えてまいりますので、どうぞ、今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

尚、この山火事によってゲストハウスが焼失しました。すでに再建準備を進めておりますが、当面ご宿泊はできませんのでご了承願います。

ケンゾー エステイト ワイナリー オーナー
辻本憲三

公式HPより引用

 

ゲストハウスは焼失の被害があったようだが大きな被害がなく大丈夫のようだ!

 

カリフォルニアでワインだけではなく色々な面で貢献している辻本憲三さんなので

この火災でも沢山の支援もするのだろうと勝手ながら思っています。

 

 

とても同じ日本人として誇らしく思います。

人なりも素晴らししマダムもとても素敵な人なので被害が無く個人的には胸をなでおろしました。

 

 

 

焼失したワイナリー

2017年10月14日の情報より

 

 

ナパ・ヴァレーのワイナリー

 

  • ウィリアム・ヒル エステートワイナリー
  • スターリン・ヴィンヤード
  • ベリンジャー・ヴィンヤード
  • チムニー・ロック
  • ダリオッシュ
  • ホール
  • シニョレッロ・エステート
  • ホワイトロック・ヴィンヤード
  • サイノレロ・ヴィンヤード
  • スタッグス・リープ・ワイナリー

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズによると、ナパヴァレーのブドウの90%は収穫を終えているが、高級ワイナリーの晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨンなどはまだ収穫していないところもある。

シルバラードトレイル、カリストガ、マウントヴィーダー、パトリックロード、ヘンリーロードは特に被害が大きかった。

 

 

この中で特に被害が大きかったワイナリーは、

  • サイノレロ・ヴィンヤード: 全焼
  • ホワイトロック・ヴィンヤード: 全焼
  • シニョレッロ・エステート: 全焼
  • スタッグス・リープ・ワイナリー: 被害大

 

 

ソノマ地方のワイナリー

 

  • パラダイスリッジ・ワイナリー
  • ニコルソン・ランチ
  • セント・フランシス
  • シャトー・セント・ジーン
  • マヨファミリー・ワイナリーズ
  • ガンドラック・ガンドシュウシュウ・ワイナリー

 

被害が大きかったワイナリーは

  • パラダイス・リッジ・ワイナリー: 全焼
  • シャトー・セント・ジーン: 被害大

 

パラダイス・リッジに従業員は全員無事と言うことで

事業再建に取り組むとニュースでも流れていました。

 

 

 

メンドチーノ地方のワイナリー

 

  • フレイ・ヴィンヤード・ワイナリー: 全焼
  • オスター・ワイン・セラーズ: 全焼

 

この2つのワイナリーのダメージはかなり深刻です

オスターワインセラーズも完全消失との報告があります。

 

 

 

ナパ・ソノマのワインの2017年は高騰か???

大小、色々なワイナリーが被害を受けています。

 

大方ぶどうの収穫は終わっているとはいえ、この時期だとまだブドウを発酵させている最中にあるので、何らかの2次被害がでそうです。

 

畑が焼けてしまったワイナリーはかなり深刻で

新たにぶどうの苗木を植えて、木がなんとかなるぶどうの実を付けるまでには最低でも3年かかり、成長すれば成長するほど、高品質のブドウができ、高品質のワインになりますが

 

焼けた畑を耕し整備士、水はけの良い畑にするにはかなりに時間と費用もかかり、さらにここからブドウの木をゼロから育てるとなるとかなりの忍耐力が必要です。

 

かなりの資金が必要となりますので、再建できるワイナリーと出来ない所が出てくるでしょう。

 

そして被害が軽かったワイナリーにも起こる問題があります。

 

 

最悪2017年は生産しない可能性も!

少し先ほど書きましたが2次被害

 

ブドウ発酵中の可能性もあり

火事によるスモーク被害が起こりうるのです

 

風に乗ってワイン産地全体にスモークが広がり

醸造しているワインにスモークが掛かってしまい正常な状態で仕上がるとは限らないという事です。

 

大気汚染の指数は「危険」と警報がでているほど

 

 

そして全焼してしまったワイナリーのワインは

復興できないワイナリーなどは、もしかしたら値段が高騰してします可能性が大きいでしょう!

 

 

カリフォルニアで被害にあわれた方が一刻も早く

日常の生活を取り戻すことができるようにお祈りいたします。

 

 

ちなみに大塚製薬さんのリッジ・エステートは無事のようです

ソノマには、リットン・スプリングス、ガイザーヴィル、パガニ・ランチ、ガイザーヴィル、イースト・ベンチの畑があり主にジンファンデル種のなどが植えられているのでもしかしたら2017年産にダメージが出るかもしれません。

 

 

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