People evacuated from buildings along Dixon Street check their mobile phones while sitting on a bench in Wellington after a 6.6 earthquake based around Cheviot in the South island shock the capital, New Zealand, Monday, Nov. 14, 2016. A powerful earthquake struck New Zealand near the city of Christchurch early Monday, with strong jolts causing some damage to buildings over 200 kilometers (120 miles) away in the capital, Wellington. (Ross Setford/SNPA via AP)

ニュージーランド(NZ)で14日未明(日本時間13日夜)、マグニチュード(M)7.8の地震が発生しましたね

 

ワイン産地としても知られるニュージーランド南島

一番有名な地域は、マールボロ地区、その南に位置するのが今回震源地付近のカンタベリー地区で、シャルドネやピノ・ノワール、リースリングそしてニュージーランドと言えばソーヴィニヨン・ブランが栽培されていて、最近ではシャンパン製法のスパークリングワインも生産しています。

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さてこの地震によってワイナリーやブドウ栽培に被害は出ているのでしょうか?

 

 

テレビのニュースを見ている限りではまだ被害状況の一部しか報道がありませんが昨年(2015年)の9月の地震の時よりは被害は小さいようです、あくまでもワイン産地の被害ですが・・
毎年の様に地震があるニュージーランドですので地震対策はしていると予想されます。
ワイナリーよりも流通関係の方がダメージが大きいのではないでしょうか?
地震で砕けた道路や滑走路、電車の線路の歪みなど必ず影響があると思います。
ワインの話しに戻りますが、地震の被害にあった地区のカンタベリーは、2つの主要栽培地域がり、クライスチャーチ街の周辺の平地と北に位置するワイパラ地区があります。

クライスチャーチのあたりの土壌は、沖積層の上に砂利の層が覆うシトローム土壌でワイパラ地区は石灰岩層が混じった白亜質の層となっている。 
長く乾燥した夏と、長い日照時間、比較的涼しい気候の為、ピノ・ノワール種とリースリング種の栽培に適しています 。
ニュージーランド4番に大きいワイン産地で1970年代後半よりブドウの栽培がはじまりました。