世界3大珍味のフォアグラですが、食べて美味しいと思ったことありますか?

確かに嫌いな方も多いのも確かです。

様々な調理方法があるフォアグラですが、そもそもフォアグラって何に?

 

 

という事で、フォアグラとワインについて書いていきます。

 

あっ世界3大珍味についても知らない人の為に

「フォアグラ」「トリュフ」「キャビア」

 

の3つが世界3大珍味です。

聞いた事ありますか?

 

 

フォアグラの生産国

 

生産数の多い順になってます。

  1. フランス
  2. ハンガリー
  3. ブルガリア
  4. アメリカ合衆国
  5. カナダ
  6. 中華人民共和国
  7. その他

生産数と消費量の1位はフランスでした。

さすが美食の国ですね。

 

 

フォアグラとは?

 

Foie grasと書きます。

これはフランス語になりますが、2つの単語からできてきます。

 

Foie: 肝臓

Gras: 脂肪

 

見てのとおりでフォアグラは、肝臓に脂肪をつけた状態の事を指します。

 

そして、フォアグラとなる材料?食材ですが

ガチョウ・アヒル・カモ、この3種類の鳥から主にフォアグラが造られます。

これらの肝臓がフォアグラになります。

 

脂肪をつける為にガチョウなのに強制的に食事をあたえ太らせて作ります。

写真のように無理やり食べさせていきます。

 

この方法が賛否をよんでいます。

強制給餌(ガヴァージュ)を伴う生産方法は、欧州連合などで生産や販売を禁止する動きもある。これに対してフォアグラ生産者は、数百年前から伝わる製法であり、鳥たちに害はないとした上で、「渡り鳥なので元来栄養を貯め込むものだし、苦痛は無いし、苦痛が有ったら良いフォアグラにならない」と主張する。

 

 

そしてオスのみが、フォアグラ用として育てられます

メスの肝臓は静脈が多いためフォアグラに向いてい為、ヒナの時点で分けられてしまいます。

 

こうして強制的に太らせてガチョウや鴨を肥満にして作った肝臓がフォアグラとなるのです。

 

 

 

フォアグラがまずいと思うとき

 

フォアグラって先ほど書いたとおり脂肪です

脂の塊なんです。

こうやってフライパンでフォアグラを焼いていると脂の塊なので

焼けば焼くほど小さくなり脂になっていき身はなくなってしまいます。

 

フォアグラが美味しくない理由の一つは、この脂です!

牛肉や豚肉もそうですが、キレイに刺し(脂)が入ったお肉はとろけるようで美味しいですよね。フォアグラも同じで上質な脂であれば美味しく食べることが出来ます。

 

フォアグラの質が一番大事という事です。

味の好みがあるにせよ、食材の質と調理法によっても大きく味の感じ方が違ってきます。

 

フォアグラの定番料理は、ソテーなど焼き上げた料理法と

テリーヌです、テリーに型に入れて作る料理で

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ペーストを固くしたような感じですが特にこのテリーヌは料理人の腕がはっきり出てしまいます。

下処理がうまく行かないと、口当たりや匂いが全く違ってきます。

フォアグラの主張がとても強い料理なので、一度に沢山口に入れてしまうとかなり強烈な味わいです。

それに飲んでいる物も重要で、ワインを飲みながら少しずつ食べて欲しい料理なので、

ワイン(お酒)無しには決行つらい料理だと思います。

 

まだちゃんとしたお店でフォアグラを食べるにはいいと思いますが

なんちゃってのお店で食べて美味しくないと感じた人はしっかりとしたお店で是非もう一度チャレンジしてもらいたいと思います。

 

缶詰になったフォアグラもありますし、

高級食材は高級なお店で食べた方が本当の味に出会えます。

 

 

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フォアグラとワイン

 

フォググラ料理に合わすワインって何でしょう?

 

定番のワインといえば・・・ソーテルヌ!

ソーテルヌとは、フランスのボルドー産の貴腐ワインで極甘口の白ワインです。

 

と言ってもコース前半やメインの肉料理と一緒に出てくると、極甘口のワインを飲んでしまうのはチョット合わせづらいんですよね。

 

フォアグラ料理の調理法や付け合わせなのかメイン食材なのかによっても選ぶワインが変わってきます。

 

フォアグラ料理の定番ソースは、マデラ酒、ポート酒を使っているところが多いと思います。

ソースと同じお酒を飲むのも悪くありません。

しかしこれらのお酒はワインより少しアルコールが高くなります。

 

フォアグラに合うワインの産地としてフランスの

ソーテルヌ、バルザック、コトーデュレイヨン、ヴーヴレ、アルザスのゲヴュルツトラミナネール、モンバズィヤック、ジュランソンの甘口白ワインが良くあげられます。

 

最近ではシャンパンなどの発泡性のワインもおすすめしています。

辛口よりもやや甘口などがいいでしょう!

 

フォアグラはお肉料理の分類に入ります。

なんせ肝臓ですから、内臓料理といっても間違いないでしょう。

 

赤ワインはどうなの?

と思いますが、先にあげていた白ワインも大変いいのですが

赤ワインもけして合わないわけではありません。

 

赤ワインを選ぶのであればしっかりとした作り手の味わいのある物がいいでしょう。

フランスならボルドーとブルゴーニュがおすすめです。

 

まとめ

 

フォアグラがまずく感じる時は、どうだったでしょうか?

本当にフレッシュ・フォアグラを使っているお店で食べてみてください。

 

お店によっても違いがありますので、まずいと思わず何度かチャレンジして食べ比べをしてくれたらな~と思います。

 

 

しかしフォアグラは内臓なので苦手な人はダメかもしれません

お肉や内臓が嫌いと言う方の中にフォアグラだけは大丈夫と言う人もいますので

色々な調理法やお店によって味がちがいますのでチャレンジしてほしいと思います。