Barrua

 

ワイン名:BARRUA(バッルーア)2011 

生産者名:AGRICOLA PUNICA(アグリコーラ・プニカ)(サシカイア/サッシカイア)」

購入価格:通常価格5,000円(税別)(私は3本1万円のセットで購入)

 

ここではワインエキスパートの資格を持ちワインショップで2年ほど勤務したわたくしことJunkOが、実際に飲んでみたワインの感想を徒然なるままにしたためていきます。

 

なお味わいなどの評価は、あくまでも個人の意見ですので、購入の際の参考程度に考えて読んでくださいね!

 

出会いは偶然に。3本セットのあいつ

ワインショップには買う気がなくても立ち寄ってしまう私。ある日エノテカの店舗に来店したところ、たまたま開催されていた『3本で1万円』のフェア。
どうせ在庫処分でしょ…(失礼)と思いながら見てみると、確かにチリワインなどのニューワールドもあったけれど、イタリアの人気“ブランド”ワインや、
中にはシャンパーニュなんかの姿も。こ、これはお買い得だ!

 

 

しかも赤・白・泡にかかわらず自分で選べるのだ!!
ってなわけで購入した3本のうちの1本が
「BARRUA(バッルーア)2011 AGRICOLA PUNICA(アグリコーラ・プニカ)(サシカイア/サッシカイア)」
でした。

 

エチケット左上に貼られたサシカイアの星マークシールに私が反応したのを、
エノテカのお姉さんは見逃しませんでした。(笑)
「サシカイアがサルデーニャで作ったワインなんです」
「え…なにそれおもしろいですね…」
「サシカイアらしい、しっかりした味わいとカリニャーノの果実味が味わえますよ(にっこり)」
果実味のある赤ワインが好きな私は心の中で(きみに決めた…)とつぶやきました。

 

 

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近代的な技術で発展を遂げているサルデーニャ島

サルデーニャ州はイタリア半島から西に離れた場所にある島です。

 

スペイン支配が長かったため、スペイン系のブドウ品種で造られているのが特徴です。赤は、カリニャーノとカンノナウ種。

 

白は、ヴェルメンティーノとヴェルナッチャ種。

赤白ほぼ同量を産出しています。

 

 

シチリア島に次いで面積の広い島ですが、土地の大部分が岩石で覆われているため農業には厳しい環境です。

とはいえ日照時間の長さやアフリカから吹くシロッコ風の影響でブドウの発育は良く、生産量は昔から多かったようです。

それでもそのブドウの多くは安価なテーブルワインとして売られていました。

 

 

しかし、地元の生産者たちが自身のワインのクオリティを向上させるべく、ワイン造りを見直したことで、この地のワインは転換期を迎えます。

 

造り手の蔵元で瓶詰めすることを始め、木樽による熟成など近代的な醸造技術を積極的に取り入れ、独特な風土を活かした個性豊かなワインが多く生産されるようになりました。
今やサルデーニャはイタリアを代表するワイン生産地のひとつとなっています。

 

 

その味わいは予想以上!

サシカイアはあなたを裏切らない

元来ワインを寝かすという気の遠くなることが苦手な私は、購入してひと月くらいでこのBARRUAを抜栓しました。
今回は特にマリアージュなどを考えなかったので、合わせた食事は普通のカレーライス。
(なのでマリアージュに関するコメントはしません(笑))

 

 

《飲んでみた感想》

香り … 黒系果実(カシス)、ほんのりブラックペッパー、焼いたシシトウなど、思ったよりも上品で奥行きのある香り

 

味わい … 口当たりはなめらかで、アタックの酸味は穏やかで徐々に収れん性のあるタンニンを感じる。果実味はあるが若すぎる印象ではない。

味わいに厚みがあり、ゆったりと長い時間愉しみたくなる。粘性は強くアルコール感もしっかり。
正直、ここまでの仕上がりは予想以上でびっくり。

 

本当に美味しかった
カリニャーノは割と好きな品種だけれど力強すぎるイメージがあったのですが、
BARRUAはパワフルな中にも上品さがあり、やはり実力のあるワインメーカーは
短所を長所に変えてしまう圧倒的な技術力があるのだなぁと思いました。
このタイプはきっと、こなれてしまうと枯れた印象になってしまう気がするので、いまが飲み頃なんだと感じました。
2011年ヴィンテージで抜栓したのが2016年。購入されたor購入を検討されている方は、寝かせるよりすぐに愉しむのが得策でしょう!

 

 

《テクニカルデータ》

 

カリニャーノ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、メルロ5%。

新樽率30%のフレンチオークで18カ月熟成。その後、瓶詰めされた状態で1年の熟成を経てリリース。
アルコール14.5%