亜硫酸は通常のワインには必ず入っているものですが
一部のワインには亜硫酸を無添加で醸造しているワインがあります。

 

亜硫酸は、身体に悪いという噂がが流れ、こういったワインが出来上がり
ワインもより自然派のワインがブームになっているのが背景にもあると考えられます。

 

ここではこの「亜硫酸」が無添加のワインが
ポリフェノールの含有量が少なくなっているという事実が判りましたのでそれを書いていきます。

 

まず、亜硫酸と何かを簡単に
簡単に書くと酸化防止剤です。

 

酸化防止が出来る物は色々ありますが
ワインで使用されているのが亜硫酸塩(二酸化硫黄)です。

 

亜硫酸塩にはいくつかの種類があります。

  • 二酸化硫黄
  • 亜硫酸Na
  • 次亜硫酸Na
  • ピロ亜硫酸Na
  • ピロ亜硫酸K

などがあり、どれを使っても「亜硫酸塩」と表示されるそうです。

 

亜硫酸塩は、実はワインの醗酵過程で微量ながら生み出される物質で、添加しなくてもワイン醸造中に酵母は硫黄を生成します。

 

自然に極微量ですが、ぶどうの房に硫黄があることがあるので無添加ワインでも微量に含まれていることもあります。

 

ワイン以外で使用されている物としては、

 

ドライフルーツの酸化防止剤として
お漬物魚介加工食品など

 

さまざま食品に使用されていて、素材本来の味と品質を保ってくれています。

 

 

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ワインの亜硫酸塩を添加する目的とは

 

  1. 微生物の活動を抑制すること。
    ワインの中で好ましくないバクテリアや酵母が繁殖するのを防ぐことです。
  1. ワインの酸化を防ぐことです。
    添加することによって、葡萄の個性を生かし、葡萄の育った自然風土から醸成される複雑な風味を残すのに、適度の亜硫酸塩によって、ワインにとっては好ましくない酸化の状態を防ぐことができます。

 

SO2(二酸化硫黄)の悪いところ。

強力なアレルギー物質であり、消化器官内でのワインの分解を妨げる。

 

そして、ビタミンBを抑制してしまうので、
ビタミンBが欠乏している人は、神経細胞を刺激され破壊され、疲労や頭痛が引き起こされる原因となっている。

 

人によぅてはワインを飲んだら頭痛がしたり具合が悪くなっていた原因の一つがこの亜硫酸(二酸化硫黄)なんですね

 

なので気分が悪くなった人はビタミンBが足りていな人ということになると思います。

 

 

こういった症状に悩まされた方はビタミンBを補充してからワインを飲むと改善される可能性が出てきます。
機会があれば試してみるのみいいでしょう。

 

 

SO2を添加する量の少ない順

  1. 赤ワイン
  2. 白ワイン
  3. ロゼワイン
  4. 半甘口ワイン
  5. 甘口ワイン

赤ワインが一番、亜硫酸の添加量が少なく甘口ワインが一番多く二酸化硫黄を添加しています。

 

そして白ワインの場合でも

辛口白ワインの製造方法でマロラクティック発酵をしないようにするためso2をより多めに添加している醸造者もいる(フレッシュですっきり系の白ワインに仕上げるため)

 

 

 

亜硫酸無添加ワインは身体にいい?

 

健康にいいといって亜硫酸無添加のワインを飲んでいる人がいますが、どうもそういった亜硫酸無添加ワインはあまり美味しいと感じないし、本当に健康にいいのだろうか?

と疑問がわきます。

 

1.亜硫酸無添加ワインは添加したワインに比べると色落ちが早いんです。

 

2.亜硫酸、つまり二酸化硫黄はドライフルーツやこんにゃく製品にも使われ、オニオンやガーリックなどにも含まれていますので、そういった食品はどうしているのか?

 

 

ワイン名総亜硫酸総ポリフェノール量OXY吸着テスト
2013カールション

亜硫酸無添加

611060.25
2013カールション

亜硫酸添加

5913069.5
2013サヴィニ・レボーヌ

亜硫酸添加

9525083.25

 

総亜硫酸: PPM
総ポリフェノール量: ㎎/dl
OXY吸着テスト: μmol

 

亜硫酸を添加したワインはポリフェノールが残るという結果がでました。

 

表のデータを見てみると
同じ銘柄で無添加ワインと通常のワインでもポリフェノール量が違いますよね

 

確かに亜硫酸の量は無添加ワインでも
微量にありますが、数字にしたらかなり違います。

 

 

フランス・ブルゴーニュワインのサヴィニ・レボーヌは
亜硫酸量も多いですがポリフェノールの含有量は約2倍も多く含まれています。

 

亜硫酸が有害になる量は
ワインを1日に一人で30本以上飲んだら有害になると言われており

 

普通に考えたらそんなに飲める人は皆無ですよね。

 

 

このデータを元にすると

亜硫酸無添加ワインを健康の為に飲む理由はないという事になります。

 

ただ先ほど書きましたがビタミンBが
不足していてワインを飲むと頭痛などの症状が出る方には適しているのでしょう。

 

 

自然派の代名詞ワイン「ビオデナミ」

 

オ-ストリアのルドルフ・シュタイナー(1861~1925)が、
提唱した「 バイオダイナミック農法 は亜硫酸とは無関係で、ビオデナミ農法で健康な農作物を作るのが目的で

 

ワインに関しては、ぶどうは健康で
健全、ピュアな物であればよりピュアに造るために添加物をカットすればいいのではないかと言う考えなんです。

 

その結果、亜硫酸無添加によってバクテリアに
汚染されて異臭のするワインや酸化臭過多のワインが健康だと言われて飲まれている現状もあります。

 

 

数千年前の古代エジプトローマ時代から亜硫酸はワインの貯蔵に使わていますが、
それによって健康を害した記述は私は知りません。

 

温泉たまごなども同じ二酸化硫黄の効いた温泉でゆで卵を作りますが
温泉たまごが身体に悪いって聞いた事ないですよね!

 

ワインの効能の中に

  • 老化防止
  • 血糖値を下げる(飲み過ぎはダメ)
  • 認知症の予防
  • がんの予防

などあがありますが

 

ワインを醸造している人で認知症の人は
聞いた事はほとんどありませんので効果は少なからずあるのではないでしょうか。

 

繰り返しますが、亜硫酸無添加ワインは
ポリフェノールの含有量が少なくなっているために

 

健康の為に飲むという考え方が当てはまらいと言う訳になります。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

亜硫酸無添加ワインはポリフェノール量が
少なくなっているのがわかったと思います。

これからのワインライフの参考にしてください。