もくじ
2017年10月28日(土)に「ボジョレー ヌーヴォー」の日本向け初荷が、フランクフルトからANAのボーイング777-300ERで羽田に無事到着しました。
今年の出来は「ベリー系」に仕上がっているそうです。
毎年ワイン好きには欠かせないワインのイベントですよね。
2017年のボジョレーヌーボーの解禁日は11月16日(木)午前0時で
日付が変わった瞬間に全国で解禁を祝って乾杯をしていることでしょう。
ボジョレーヌーボーの解禁日は?ヌーボーの意味とは?おいしく飲むための方法
ボジョレーヌーボーとは?
ボジョレーとは地域名でフランスのブルゴーニュ地方にある地域の名前で、そのボジョレー地域から生産されたブドウのみで作られたワインがボジョレーワインとなります。
ヌーヴォーですが、「新しい」になります英語だとNEWになるのでしょうか、ですのでボジョレーヌーボーとはボジョレー地区の新酒と言う意味になります。
使用されるブドウ品種は?=ガメイ種
必ずこのブドウ品種でなければいけません。
ボジョレーヌーヴォーが人気の理由
通常のワインはブドウを収穫した年にワインとして販売されません。
ボジョレーヌーボーはワインの中でも珍しく
その常識を破り収穫した年にワインとして販売しているので型破りのワインなんです。
ワインは早くても収穫より約半年は製造に時間を要します
高級ワインになると醸造より3年以上あとに販売されるワインがたくさんあります。
ブドウの収穫が9月ごろから11月ごろまで生産者や地域によって違いますが、
簡単に説明書きをすると、ブドウを発酵させアルコールに変化させ、
しっかりと温度管理をしながら1か月くらいかけて発酵させ
ワインにし樽やタンクで熟成をえてワインをブレンドをして味を調整し製品にしていきますので
ボジョレーヌーヴォーはブドウの取れた年に飲めるように
通常のワインとは違うマセラシヨン・カルボニック製法で醸造されています。
早く飲む意味とは?
その年のブドウの出来を確かめると共に収穫を祝って飲むと言うお祭りごとでもあります。
ワインは農作物ですから毎年出来上がる味わいが違います。
良い年、悪い年と良く言われますが
「良い年=天候がいい」
「悪い年=天気が悪い」とも言えます
悪い年は日照が少なく雨が多ければブドウは育ちませんので糖度が上がらず酸っぱいワインになります。
良い年=天気がいい それだけではいいワインににはなりません
太陽に照らされる時間と適度な雨があってこそいいワインとなりますので人の手にできる範囲は限られていますが最後はその人の手によって味わいが変わってきますので誰が生産したワインかと言うのも大事な点です。
単純にボジョレーヌーヴォーはワイワイ飲んでもらうワインです!
ボジョレーヌーヴォーは赤ワインだけ
ボジョレーヌーボーは赤ワインだけ生産されています。
同じ時期に白ワインも販売されますが
ボジョレーヌーボーと同じブルゴーニュのマコン地区の白ワインが
ヌーボーブランとして発売されています。
マコン地区は白ワインの名産地で安くておいしいワインを生産しており
ボジョレー地区から見るとすぐ北にある地域になます。
なのでボジョレーヌーボーではなく
ボジョレ地区で生産されていませんので
マコン・ヌーボーと表記されています。
同じように販売されていますので消費者には分かりずらいですよね。
2017年のボジョレーヌーヴォーの出来は?
2017年のボージョレーヌーヴォーの出来は?
おなじみのキャッチフレーズは
『今世紀最高と称される2015年を上回る、芳醇さと優美さが魅力』
と2017年も評価が高いワインとなっています。
各生産者は
2017年のボジョレー地区は、
乾燥した気候と日照量に恵まれた太陽のヴィンテージ。
収穫されたブドウは非常に健康で果皮が厚く引き締まり、
凝縮した果実味を備えています。
ボジョレーの栽培醸造の研究機関シカレックスの幹部であるベルトラン・シャトレ氏は
「2017年の出来は、収穫量こそ少ないものの今世紀最高と称された2015年を思い起こさせる。
しかも、一層溌剌としていて、優美さという点でもレベルが高い。」と称賛しています。
サントリーワインインターナショナルは
今年の出来について、「完熟したベリー系の香りがあふれる 風味よくまろやかな味わい」といいます。
発売前なので飲んだ評価は書けませんが
2015年を上回るとありますので
2015年のボジョレーヌーボーの評価から味を想像してみましょう!
ボジョレーの帝王:ジョルジュ・デュブッフ氏は
『我がワイン人生最良のヌーヴォー』
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サントリーワインインターナショナル
「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせる」
色・味わいについて
美しいダークルビー色に輝き、完熟した黒い果実の香りがあふれ出す、非常に濃密でエレガントなワインに仕上がりました。
「今年のブドウは例年に比べて品質が良い」
「今世紀最良の品質に仕上がった」
「『当たり年・50年に一度』と言われた2009年に匹敵する出来」
今日のお酒はMラピエールのボジョレーヌーボー2015。
う、うまぁ!!ぶどうのナチュラルな凝縮感、バランスが良く円やかな飲み口。
ボジョレーはあまり美味しくない・・・そんなイメージを覆す珠玉のオーガニックボジョレー。 pic.twitter.com/b7VdKR19Yd— たか (@DUEL_degeso) 2015年11月28日
2015ボジョレーヌーボー
昨日、今日と価格を変えて飲んでみたが、今年は50年に1度の良い出来栄えとの事。僕好みの渋さで、今年は確かに当たりだと思った。 pic.twitter.com/eaXBNyLVX9— 近藤善揮(ブルース近藤) (@kondouyoshiki) 2015年11月22日
近場のバーのマスター(ソムリエ)いわく、今年の葡萄の出来はガチ。2015は覚えておいて損はないビンテージ。
熟成感があるだけでなく、酸もあるからバランスが良い。
ボジョレーヌーボーも、ボジョレーヌーボーな感じではないと。うまい。 pic.twitter.com/fYq7V9spn9
— WATSON (@tatsuyawatson) 2015年11月19日
2015年の評価を見てみましたが
今までで一番の評価を得ていたのが分かると思います。
そして2017年はこれを上回ると評価されていますので
間違いなく! 美味しいボジョレーです!
毎年いい年といわれるボジョレーヌーボーですが
お祭りイベントということもありますので
まず飲んでみて判断するのが一番でしょう!
このメディアの評価は売り込み言葉なのかは、飲んでみなければ判断できません。
おすすめ銘柄
まずはブルゴーニュの巨匠!
ルロワ
元ロマネコンティの作り手としても有名なワイナリー
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コアなファンが多い
フィリップ・パカレ
とても繊細で綺麗なワインを作っている印象が私はあります。
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ビオ・デナミで有名な
マルセル・ラピエール
ラピエール氏の手掛けるワインはいつも満足させていただいています。
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贈り物にもおすすめ
ジルドラモア
派手なボトルですが味も申し分ない出来
迷って決められない時は外さないボジョレーヌーボー
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おいしいボジョレーの選び方と飲み方!
少し割高になりますが、ボジョレーヌーボーよりボジョレーヴィラージュ・ヌーボーの方が味がしっかりしていますので、ボリューム感が好きな方はヴィラージュがついた物を選びましょう!
さっぱり飲みやすさを好む方は、ボジョレーヌーボーをお勧めします。
村を意味しボジョレー地区の中で所定の場所で収穫されたブドウのみで造られたボジョレーです。 特定の区画で造られますのでその分土地の個性が現れます!
ボジョレーヌーヴォーを購入後、飲む前に冷蔵庫でいいので少し冷やして飲んでください。
もし冷やし過ぎたら飲む前に少し常温にならしてから飲んでください。
温度が低すぎるとせっかくのボジョレーの華やかな香りが閉じてしまいただ飲み易いワインとなってしまいます、それに冷えすぎていると酸味が協調され酸っぱいワインと感じてしまうので冷やし過ぎには注意してください、逆に温度が高いと香りはありますが味にしまりがなくなります、飲みづらいワインとなることがあります。
出来ればちゃんとワイングラスで少しボウル型のグラスかチュウリップ型のグラスがおススメです!。
まとめ
2017年のボジョレーヌーボーの解禁日や評価を書いてきました。
おすすめの銘柄は気になるったら購入してみてください。
さて、今年の出来はどうかな??